会期 2023. 1.11(水)〜18(水)
場所 Bunkamura(東急百貨店本店・隣接)
会場 Bunkamura Gallery
【ギャラリー紹介文より】
長き歴史に渡って人々の興味を惹きつける女性像。しかし、それらは外側から見た神秘性や理想化された美しさを描いたものが多く、女性の実像がオープンに描かれたものは少なかったのではないでしょうか。本展では現代を生きる女性たちの姿に焦点を当て、それぞれ異なる感性で描いた3名の作家をご紹介します。
健康的なボディーラインと、生命力にあふれた花々を上品に組み合わせた、明るく瑞々しい色彩。ヴィンテージの壁紙やパネルの木目を生かして自然体の女性像を描き出す、豪州出身のアーティスト、ジェシカ・ウォッツ。
キャンバスにガーゼや和紙、金箔をコラージュし、縫い合わせることによって生まれる独特な存在感のマチエール。日本の少女漫画のようなイラストとクリムトを連想させる金箔使いにより和洋折衷な世界観を作り上げる、岡村透子。
生まれ育った芸術の街・ウィーンで磨いた色彩センスと、 “オシャレに現代を生きるヨーロッパの女性達”をコンセプトに、ポップミュージックの歌詞にイメージを乗せ人物の内面を表現する、ペトラ・カインデル。
色彩豊かな作品から感じ取れるのは、多種多様なライフスタイルを貫く現代女性たちの強く生き生きとした姿。それはエネルギッシュな美しさに溢れ、まるで今を生きる現代人へ送るエールのようです。現代社会を生き抜くためのエッセンスを与えてくれるような可愛くて素敵な世界を、ぜひご覧ください。